マカロン空洞化の原因~オーブンの焼き加減による場合

マカロン空洞画像
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マカロン空洞化の原因~ オーブンの焼き加減による場合

マカロンを焼いたとき、断面を見ると中に大きな空洞が…という経験がある方も多いのではないでしょうか?

マカロンに大きな空洞があると

・食感がふんわりしない
・本来の美味しさではなくなる
・表面が割れやすくなる

という状態になってしまいます。

マカロン空洞画像


空洞化の原因は様々で、いくつかの要因が重なっている場合もありますが

主な原因はこの2つ。

1.生地の固さによるもの(ゆるくて膨らみが弱かった)
  ⇒https://epipha.jp/blog/hollow-inside1/

2.オーブンの焼き加減によるもの


今回は「オーブンの焼き加減」について詳しくお伝えします。

オーブンの温度が強すぎた場合

温度が高すぎると、初めに生地が一気に膨らんでしまい、
その後、中がしぼむことで空洞ができやすくなります。

外側だけが先に固まり、中の生地が追いつかないと、
表皮の下に空間ができるのです。

対策

・初期の加熱で膨張しすぎないよう、温度を上げすぎない
・密閉性の高いスチームオーブンの場合は、途中で扉を一瞬開けて庫内の蒸気を逃がすのも効果的

焼き不足の場合

マカロンコックの端を軽く持って揺らし、
「ゆらゆら動かなければOK」
と判断されがちですが、実は中が焼けていないことも

オンラインレッスンでも、この焼き不足が原因という方も多いのです。

チェック方法

焼けたと思ったら、1個だけ天板からはがして
素早く裏からそっと半分に割ってみましょう。

マカロンを割ったところ

※焼きたてで底がくっついている場合は、
少し強引ですが上面をはがして中を確認すると状態が分かります。

マカロンを割ったところ


焼きたてには空洞がなくても、
数分後に冷ましてから割ると空洞ができていたという場合は
焼き不足が考えられます

中の生地がまだ生焼けで、
冷めるにつれしぼんでしまい空洞ができる
ということがあるのです。

マカロン冷ました後の空洞

お勧めの対策

焼けたと思って直ぐにオーブンから出すのではなく、

・通常よりあと2分ほど追加する
・スイッチを切ったオーブン内で余熱を使って2分放置

冷めてから再度オーブンで焼くのはお勧めしません。
中まで温まる頃には乾燥しすぎて固くなってしまいます。


まとめ

オーブンの焼き加減は、マカロン作りにおいてとても重要。
1個を試しに割ってみて調整を繰り返せば、ベストな焼き加減が見つかります。

最初は犠牲にするマカロンが出るかもしれませんが、
全滅を防ぐための大切なステップです!

ぜひ美味しいマカロンを焼いてくださいネ!

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▶他の空洞の原因はこちら:マカロン空洞化の原因① https://epipha.jp/blog/hollow-inside1/
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