マカロン空洞化の原因~ オーブンの焼き加減による場合
マカロンを焼いたとき、断面を見ると中に大きな空洞が…という経験がある方も多いのではないでしょうか?
マカロンに大きな空洞があると
・食感がふんわりしない
・本来の美味しさではなくなる
・表面が割れやすくなる
という状態になってしまいます。

空洞化の原因は様々で、いくつかの要因が重なっている場合もありますが
主な原因はこの2つ。
1.生地の固さによるもの(ゆるくて膨らみが弱かった)
⇒https://epipha.jp/blog/hollow-inside1/
2.オーブンの焼き加減によるもの
今回は「オーブンの焼き加減」について詳しくお伝えします。
オーブンの温度が強すぎた場合
温度が高すぎると、初めに生地が一気に膨らんでしまい、
その後、中がしぼむことで空洞ができやすくなります。
外側だけが先に固まり、中の生地が追いつかないと、
表皮の下に空間ができるのです。
対策
・初期の加熱で膨張しすぎないよう、温度を上げすぎない
・密閉性の高いスチームオーブンの場合は、途中で扉を一瞬開けて庫内の蒸気を逃がすのも効果的
焼き不足の場合
マカロンコックの端を軽く持って揺らし、
「ゆらゆら動かなければOK」
と判断されがちですが、実は中が焼けていないことも。
オンラインレッスンでも、この焼き不足が原因という方も多いのです。
チェック方法
焼けたと思ったら、1個だけ天板からはがして
素早く裏からそっと半分に割ってみましょう。

※焼きたてで底がくっついている場合は、
少し強引ですが上面をはがして中を確認すると状態が分かります。

☆焼きたてには空洞がなくても、
数分後に冷ましてから割ると空洞ができていたという場合は
焼き不足が考えられます。
中の生地がまだ生焼けで、
冷めるにつれしぼんでしまい空洞ができる、
ということがあるのです。

お勧めの対策
焼けたと思って直ぐにオーブンから出すのではなく、
・通常よりあと2分ほど追加する
・スイッチを切ったオーブン内で余熱を使って2分放置
冷めてから再度オーブンで焼くのはお勧めしません。
中まで温まる頃には乾燥しすぎて固くなってしまいます。
まとめ
オーブンの焼き加減は、マカロン作りにおいてとても重要。
1個を試しに割ってみて調整を繰り返せば、ベストな焼き加減が見つかります。
最初は犠牲にするマカロンが出るかもしれませんが、
全滅を防ぐための大切なステップです!
ぜひ美味しいマカロンを焼いてくださいネ!

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▶他の空洞の原因はこちら:マカロン空洞化の原因① https://epipha.jp/blog/hollow-inside1/
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